若いあなたたちへ送る言葉

以前ほどではありませんが、世間では今なおスリムな体型が好まれています。

ヘルシー志向の食事、脂肪燃焼に効くエクササイズという風に、周囲にはダイエット関連の情報や商品が溢れています。

ここからは私が数年前に経験した出来事です。

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大学を卒業して晴れて社会人となった頃でした。私は事務職として採用されました。

先輩社員から「事務職は太るよ」と何気なく言われたひと言が全ての始まりでした。

当時の私は太っているどころか標準体重よりもやせ型でした。それでも太りたくない、体型を維持したい、と思うようになり、行動に移しました。

まずは食事の量を減らしました。夕食のお米の量を少なくする程度でしたが、体重は減りました。

結果が数字で表れる事に一種の快感を覚えた様で、それからは運動も取り入れるようになりました。

みるみる減っていく体重。更に食事の量を減らし、間食も摂らなくなりました。

そんな生活が続いて暫く経った頃、心身に影響が出始めました。

骨と皮だけのような見た目になり、生理が来なくなりました。常に落ち着きが無くなり、イライラしていました。極端に脂肪が無くなった為に真夏でも寒くてたまりませんでした。髪もやせ細り、肌もカサつきました。

それでも自分はまだ太っていると思いこみ痩せる事に執着していた為に眼だけは常にギラギラとしていました。

今思い返してみると、周囲には異様な生き物に映っていたことでしょう。

幸いにも仕事は緩い会社だったので、なんとか通えていました。それでも仕事とダイエットのみをこなしていく日々で友人との付き合いも無くなりました。

「このまま極限まで痩せて死んでも悔いはない」そう思っていた頃でした。

仕事中に急に胸が苦しくなり、息が出来なくなりました。急いで病院に駆け込むと、なんと痩せすぎたことで肺に穴が開いてしまっていたのです。

死んでもいいと思っていたくせに、死にたくないと恐ろしくなりました。そして元に戻りたい、とも。

それから私は適切な治療を受けるようになりました。辛く苦しい期間でした。治療は数年に及びました。

そして現在、私は健康だった頃の体型に戻りました。結婚もして、毎日美味しい料理を作ることに精を出しています。

しかし、あの経験の為に子供が出来辛い身体になってしまいました。主人はその点を理解してくれていますが、やはり後悔しています。

今ダイエットをしようとしている人、特に若い人に言いたいです。「それは本当に必要な事なの?」と。

人生はまだまだ永いのです。一時の感情に流されて大切な将来を無駄にしないでください。

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